「ロリコン」は自由意志の帰結か?

たとえばこの国において
「青年期にいじめやコミュニケーション力不足等の影響で、
 周囲の人間と対等な性的関係をもてなかった人間が(自分の思い通りになる対象を求めるという理由で)ロリコンになりやすい」
という傾向が存在したとして、
そういう過程でロリコンになった人に対して
「本人の純粋な自由意志、知的好奇心によって勝手にロリコンになったから自己責任である」
LGBTのような先天的な性的指向ではなく、後天的な性的嗜好なのでロリコンは差別されても仕方ない」
と言えるのだろうか?





逃避や適応機制の結果としてロリコンネット右翼となってしまった「心の弱い」人間たちに対して、
そういう人間を作り出した側である善良な市民たちは厳罰をもって応じるしかないのだろうか?





あと、「子どもには判断能力がないからロリコンの恋愛はすべて罪である」というのならば、子ども同士の恋愛も規制されなければおかしいと思うけど、
ロリコンを強く非難してる系の人で「性行為同意年齢引き上げ」に賛成してる人はまず見かけない。むしろ「生徒同士の純粋な恋を禁止するな!」と反論するだろう。
これが自分にはよく理解できない。
成人男性が合意の上でも女子中学生と性行為をしてはいけない、しかし男子中学生が合意の上で女子中学生と性行為をするのは仕方ない、この理屈がわからない。
成人男性のほうが男子中学生より暴力的?成人男性は男子中学生と比べて事後責任をとらない?むしろ逆だろうと思う。
結局は「(生理的あるいは宗教的価値観において)気持ち悪いかどうか」という基準でしかないのではないだろうか。