斎藤五段がコンピューターソフト破る 将棋電王戦第1局:朝日新聞デジタル
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.asahi.com/articles/ASH3F7GNTH3FPTFC01T.html

blueboy 先手が人間で、事前貸出があったのだから、「こう打てばこう来る」というのがもともとわかっていた。あらかじめわかっていたコースで勝ち筋をなぞっただけじゃないの? ソフトが先手でないと、真剣勝負にならない。2015/03/15

南堂久史さん(東大卒)、毎度アホなコメントばかり書いてて和むんだけど、これは歴代でも最高にアホなコメントで思わず☆を10個つけてしまった。








電王戦第1局については「王手ラッシュ」の話題ばかりになってるが、あんなの本当にどうでもいい話で、
前回の電王戦までは正直「もうこれは人間はコンピュータに差をつけられる一方だし、チェスと同じ道を辿るだけだろう」と思われていたのが、
森下九段の「ミス(ヒューマンエラー)をしなければ戦える」という提案からの大晦日のリベンジマッチで趨勢が変わり、
今回の圧勝劇でその評価が覆りつつあることこそが本質である。
まだ一局終わっただけなので、確定的に述べることは控えたいけれども、個人的にはコンピュータ将棋についてある種の「疑念」が生じていて、
それは「結局コンピュータはトップ棋士棋譜を模倣しているだけで、
トップ棋士よりやや実力に劣る棋士に対してミス待ちで勝ちを拾っているだけなのでは?」ということだ。
コンピュータが自律的に新手や新構想を生み出すことができず、過去のデータと模倣に頼るのならば、
谷川会長の言うように「中位以上のレベル」ではあってもそれは人間を凌駕したことにはまったくならないだろう。
(「中位以上のレベル」の棋士でも羽生名人クラスにはなかなか勝てないわけで)
第1回電王戦の三浦九段とGPS将棋の対局で、GPS将棋側が(後に前例があることが発見されたが)見たこともないような手を指して勝利したような「驚き」が、
今回の電王戦ではたして生まれるのか、この後の対局に注目している。