美醜格差

美醜格差の社会的な話をすると、決まって「それ統計とったのか?印象論だろ」というツッコミが入る。
もちろんこれは一理あるのだが、そもそも美醜というものは客観的な数値化が難しく、
それゆえに「語りえないもの」として都合よく扱われてきた、ということに注目しなくてはならない。
誰しもが他者とコミュニケートするときに「美醜」という物差しを使っているにもかかわらず、
この格差に正面から向き合おうとすると「それは主観的な問題である」と逃げられる。
この恣意性こそが問題なのだ。
必要なのは、美醜という物差しの客観化、定量化、そして統計化である。