個人が世界に対してとりうる態度は究極的には2種類しかなく、「自分が悪い(自罰的)」か「世界が悪い(他罰的)」かである。
たとえば在特会は「在日が悪い」という主張なので後者であり、自虐史観は「国家が悪い」という主張なのでやはり後者である。
沈黙する人や自殺する人が前者にあたる。







富める人たちのうち、欲望のままにさらに儲けたいと思うのが「保守」で、
余裕があるから他のことを大事にしたいと思うのが「リベラル」なのだから、
保守だろうがリベラルだろうがその日暮らしにも難渋する経済的弱者に対し心の底から親身になれるはずがない。